開催日:2021年03月05日
日 時 | 2021年3月5日(金) 13:30~16:45(~17:30) |
場 所 |
あいち産業科学技術総合センター 1階 講習会室(知の拠点あいち内)
〒470-0356 愛知県豊田市八草町秋合1267-1
※オンライン併用 |
主 催 | (公財)科学技術交流財団 あいちシンクロトロン光センター |
協 賛 | 光ビームプラットフォーム |
13:30~13:35 | 1. 開会挨拶 |
13:35~14:15 |
2. トライボロジー現象の解明に向けた量子ビーム分析の活用事例
京都大学大学院 工学研究科 平山 朋子
近年、量子ビームを用いてトライボロジー現象を分子論的に理解しようとする試みが盛んに行われています。本発表では、放射光や中性子線を用いたトライボロジー現象の分析事例を幾例か紹介します。
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14:15~14:55 |
3. 大気中で摩擦中の金属表面を観察するX線透過型摩擦試験機の開発
出光興産(株) 長瀬 直樹
回転ディスクを透過したX線を入射して、大気中で摩擦中の金属表面を観察する横型ピンオンディスクタイプのX線透過型摩擦試験機を開発しました。摩擦点のXAFS-Fe-kαが、高感度で測定可能であることを確認しました。
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14:55~15:35 | 4. 放射光を利用した金属表面に形成された潤滑膜の分析
ENEOS(株) 岩波 睦修
金属表面への潤滑油添加剤の作用機構解明の一環として、これまでに弊社が行ってきた、金属表面に形成された潤滑膜の放射光利用HAXPES分析、XANES分析について紹介します。
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15:35~16:15 | 5. 摩擦面における官能基のNEXAFS分析
(株)豊田中央研究所 高橋 直子
自動車部品などに用いられるDLC-Siは低摩擦を発現します。この摩擦特性に寄与するシラノール基は、従来、煩雑な化学操作を伴う間接的分析法でのみ検出可能でしたが、今回、NEXAFSにより直接検出することに成功しました。
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16:15~16:40 | 6. 摩擦現象の理解に向けたSPring-8における表面・界面状態評価例
(公財)高輝度光科学研究センター 廣沢 一郎
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16:40~16:45 | 7. 閉会挨拶 |
16:45~17:30 | 8. 個別利用相談(お申込みに応じ、コーディネータが対応いたします) |
こちらからお申込ください。(申込締切:3月2日(火)17:00)
※自動返信にて受付完了メールをお送りいたします。
・現地参加される方は、受付完了メールをプリントアウトして当日ご持参ください。なお、新型コロナウイルス感染症対策として、現地参加は20名を上限とさせていただきます。
・オンライン聴講でお申込いただいた方には、3月3日までに接続方法等をお知らせいたします。
(公財)科学技術交流財団 あいちシンクロトロン光センター
担当 : 上原、渡辺
E-mail : workshop@aichisr.jp