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BL5S2 粉末X線回折

ビームライン概要

 デバイシェラー型カメラに二次元半導体検出器(PILATUS 100K)4連装を備え,高分解能測定と高速データ収集を可能とする。試料の形態は基本キャピラリーとする。PILATUS 100K用の固定アームはカメラ長(340 mm~1000 mm)の範囲で変更が可能である。
試料センタリングシステムおよび試料自動チェンジャーを装備し、多数の測定試料の連続自動測定も可能とする。

光エネルギー 5~23 keV (0.25~0.05nm)
ビームサイズ 0.5mm×0.5mm
分解能(E/ΔE) 7000 @12keV
光子数

BL5S2 Flux

2013.4

 

ビームライン整備状況 

  •  PILATUS100K (カメラ長:340~1000 mm) ; 4連装配置にて測定可能(2θ= ~130 deg)
  • サンプルホルダー ; キャピラリー用 , 板状アタッチメント

  • 自動測定ソフト ; 自動センタリング、サンプルチェンジャー(キャピラリー専用)、連続測定

  [自動センタリング、サンプルチェンジャーロボットはSPring-8 JASRI 産業利用推進室の協力得て整備]

  • 高温低温吹きつけ装置 ; -120~150 ℃,室温~600℃ (事前問い合わせをお願いします)

  • ミラーのコーティング:白金(Pt)

  • 波長の変更、調整は、およそ20分程度

 

 

4連装PILATUSとイメージングプレートの比較 (波長λ= 1 Å)

 

 

 PILATUS測定データの一次元化

二次元強度データの一次元化については、Sulyanovらの方法[1]に従って二次元強度データから一次元回折強度を計算し、この方法を拡張した名古屋工業大学・井田隆教授の提唱する方法を用いて強度補正および標準偏差を計算しています[2]。

なお、二次元強度データの一次元化について、参考文献が必要な場合には、下記の論文を引用してください。
[1] S. M. Sulyanov, et. Al., J. Appl. Crystallogr., 27, 934-942 (1994).
[2] T. Ida, Powder Diffr., 31, 216-222 (2016).

【解説資料】 PILATUS測定データの一次元化について(PDF)

 

 

装置写真

2016.6.21 PILATUS4連装
 
 

キャピラリーのバックグラウンド比較

 

サンプルホルダー

 
 
 

測定事例

酸化セリウム(標準サンプル)のリートベルト法による解析 

 

 

ガス雰囲気in-situ実験 (2014.7-10月実施)

 

2018.5 更新


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