PI
先進的AI・IoT・ビッグデータ活用技術開発プロジェクト

PI1

大規模材料データ及びCAEによる
自動車向け設計 生産技術

CAEによるものづくり力向上の拠点形成に向けて

研究開発の概要

自動車部品の設計生産技術の向上は、多くの企業に共通の問題である。材料の製品設計・開発の現場では、CAE(Computer Aided ngineering)は製品開発の期間およびコストの面から、不可欠なツールである。従来のCAEでは、精度が不十分な点が多く、実験による試行錯誤も未だ多く必要とする場合があった。CAEの精度・信頼性を一段と向上させるためには、対象とする材料パラメータや境界条件を高精度で得る技術が不可欠である。そこで、本研究テーマでは、高精度の設計生産技術に用いるCAEに欠かせない材料パラメータを入力するための、高精度で汎用的なCAE支援技術を開発し、大規模材料データベースの構築を行った。終了後には、本プロジェクトで培った技術や成果を広く展開することを目標としており、プロジェクト期間の最後の時期から、普及活動を始めた。

総 括

名古屋工業大学 電気・機械工学科 教授 西田 政弘

重点研究プロジェクトの共同研究によって、産学行政の密な連携が図られ、高精度で汎用的なCAE支援技術が向上し、さらにデータベースの構築を行うことで、大規模材料データベースの基盤を作ることができた。
また、学生がCAE支援技術に携わり、参画企業の若手開発者がCAEの高精度化に関する基礎的な技術開発を直接経験し、本プロジェクトを通して人材育成を進めることができた。CAE支援技術の普及活動に関して、枠組みを構築することができた。

今後の展開

イイダ産業株式会社 設計部 次長 北村 繁明

CAE解析を使ったものづくりを更に発展させるため、材料物性のデータベース化を推進。
中小企業を始めCAE解析を活用している企業がデータ共有することで、高い解析精度を確保し、他県、海外企業に負けないものづくりが可能となる。