SDGs
SDGs達成に向けた脱炭素社会・安心安全社会
の実現と社会的課題の解決に資する
技術開発に取り組む

S4

多感覚ICTを用いた
フレイル予防・回復支援システムの研究開発

エイジフリー社会の実現を目指して

研究開発の概要

今後、医療や介護の需要が急増(2025年問題)するため、「健康な状態」と「要介護の状態」との中間段階である「心身機能脆弱状態(フレイル)」の予防と、フレイルからの回復が急務である。また、急速な少子高齢化による労働人口の減少と人手不足が問題となっている。本研究では、エイジフリー(高齢者が生き生きと活動し、社会貢献可能な)社会の実現を目指して、フレイルに着目し、要介護の期間を短縮(健常者の健康向上・維持に同じ枠組みの中で取り組む)するため、フレイルの早期発見・予防・回復を高効率支援するシステム・デバイスを開発することを目的とする。

総 括

愛知産業大学 教授 石橋 豊

自治体、民間企業、リハビリ施設などの協力のもと、ユーザやステークホルダーに対して、試作したデバイスやシステムの効果を調査し、ニーズを反映させる手法を採用して研究開発を進めた。また、大学院生や若手研究者がプロジェクトに参画することによって、デバイス研究開発からシステム構築までの広範囲にわたる知識やスキルなどを身につける取り組みを実施し、システム・デバイスの効果検証のスキルを習得するとともに、ICTを活用した社会課題解決に取り組む次世代リーダーを育成した。

今後の展開

㈱セカンドコンセプト
   代表取締役 萩原 秀和

高齢者向けのフレイル予防・回復支援システムとして、
 ①自治体での健康増進活動
 ②リハビリ施設でのリハビリ支援
 ③企業での健康経営支援
の市場において販売展開を行う。
 さらにシステム販売と並行して、先生方の研究されている多感覚ICTデバイスを愛知県内企業と連携し製品化を行い、販売していく。特に企業の健康経営支援は今後の市場であり、積極的に事業化投資を行う予定である。2029年度、5億円の売り上げを計画する。