Core Industry
世界を牽引して未来を創りつづける
愛知の基幹産業の更なる高度化に資する
技術開発に取り組む

CI4

積層造形技術の深化による
モノづくり分野での価値創造とイノベーション創出

プロセスと製品に価値を与える金属積層造形

研究開発の概要

 愛知県は、日本のものづくりの中心であり、金型や金属熱処理品の製造品出荷額は全国トップである。重点研究プロジェクトⅢ期までの取組により、金型等への金属積層造形技術の適用が、工業製品の製造プロセスに革新をもたらすことが明らかとなった。金属積層造形技術の活用により、業界共通課題の解決とともに新たな価値創造が期待される。
 本研究では、金属積層造形技術を活用した新たなツール開発や造形金型の耐久性の向上、造形プロセスの高度化、従来法では困難であった新材料、新用途への適用等に取り組んだ。

総  括

名古屋大学 教授 小橋 眞

本プロジェクトでは、あいち産業科学技術総合センター、8企業、2大学で構成される産学行政連携により、①新しい価値創造、②Ⅱ,Ⅲ期成果の上市、③新材料開発に取り組んでいる。銅合金の積層造形技術の高度化による高周波コイルや金型の開発と実証実験を進めるなどオープンイノベーションを堅実に進めている。機械学習を現場で生かすためのプロジェクトベースラーニングも実施、人材育成にも取り組んでいる。

今後の展開

ティーケーエンジニアリング㈱ 
      代表取締役社長 下村 豊

 積層造形による高周波焼入用誘導加熱コイルについては、コイル寿命や設計自由度の向上等について大きな効果が確認でき、顧客への販売も増大し社会実装が確実に進んでいる。
 今後はシミュレーションの活用による特殊形状部品に対する加熱コイル設計、造形時の変形抑制=更なる高精度化、及び新規パラメータ開発での生産性向上等を目指していく。
 自動車メーカ・自動車部品メーカとの協働も更に発展させていきたい。