DX
第4次産業革命をもたらす
デジタル・トランスフォーメーションの加速に資する
技術開発に取り組む

D9

自動運転サービスを実現する
安全性確保技術の開発と実証

市街地での信頼ある自動運転サービス実現に向けて

研究開発の概要

自動運転サービスの実現に向けて、定時定路線型を想定した技術検証・実証実験や事業モデルの検討が全国各地でなされている。一方、住宅街では徒歩・自転車を代替するより柔軟なオンデマンド型の自動運転サービスが求められることが多く、信号がない交差点や駐停車車両や自転車・歩行者への対応、つまり断続的となる運行設計領域(ODD:Operational Design Domain)の検討が重要となる。本研究では、住宅街を対象に自動運転サービスの安全性確保技術として、適切な自動運転システムの情報提供技術、走行データ分析等によるリスクアセスメント手法、遠隔監視・運転技術の開発を行う。

総  括

名古屋大学 特任教授 金森亮

春日井市高蔵寺で実際に住民NPOが運行するオンデマンド型自動運転サービス(レベル2相当)を対象・想定し、研究開発と実証実験を行った。住民・利用者の声・要望を考慮した研究開発、名古屋大学発ベンチャー2社の参画が特徴的であった。走行データに基づくリスクアセスメント手法、自動運転システムと連動した情報提供手法、公道での遠隔監視・運転システム技術検証、が主な成果であり、当初目標を達成できた。今後も市街地での自動運転サービスの実現に貢献していきたい。

今後の展開

株式会社エクセイド 杉山 順子

高蔵寺ニュータウンのような住宅街は全国に2000箇所以上あり、また公共ライドシェアの展開もあり、NPO等によるオンデマンド型自動運転サービスの横展開を目指す。本研究成果は、継続的なリスクアセスメントの実施による安全性確保、遠隔監視・運転システムによる運行負担軽減・効率化に資するものであり、事業モデルと販売体制の検討を行う予定である。