Core Industry
世界を牽引して未来を創りつづける
愛知の基幹産業の更なる高度化に資する
技術開発に取り組む

CI2

超高効率エレクトロニクスを実現する
MBDと融合した革新的素材開発

Zero Emission Electronics への挑戦

研究開発の概要

本プロジェクトは、ファイバー状窒化アルミニウム単結晶(Thermalnite)を活用し、高い熱伝導性と信頼性を両立するセラミックスおよび樹脂部品を開発することで、電動モビリティのエネルギー効率を向上させることが目標である。具体的には、Thermalnite の高熱伝導特性を最大限に活かした材料設計と、電動モビリティ向けの最適構造設計を連携させた熱シミュレーションを用いてエネルギー効率を予測・評価する。また、部品内部構造の解析を通じて、材料特性と構造がエネルギー効率に与える影響を解明し、発熱箇所のボトルネックを特定・改善する設計を実施する。これにより、愛知県の素材産業に付加価値をもたらし、急速に成長する電動モビリティ市場へ貢献することを目指す。

総  括

株式会社U-MAP 代表取締役 西谷 健治

 本プロジェクトでは、産学行政連携を通じ、大学発スタートアップ企業の強みを活かして、材料からデバイスまで多岐にわたる大学の専門家との知見交流を深めてきた。オープンイノベーションの推進では、樹脂メーカーや電動モビリティ企業と連携した実証実験を多数実施し、実市場に基づく情報を収集しつつ開発を進めた。また、モデルベース開発における人材育成を目指し、関連イベントを開催し、次世代の技術者育成にも貢献している。

今後の展開

AZAPA ㈱ 市原 純一

 本研究で得られたモデル(シミュレーター)を用いてバーチャル試作品を製作し、モビリティOEM やサプライヤーに対して提案を行うことでThermalnite 採用を狙う。また並行して乗用車向けのインバーターで実証実験を行うことでThermalnite の更なる価値を追求するとともに、グループ会社を活用しバッテリーなどへの新たな適用展開を実施する。